2026/02/06
気温差がたまらんちんすきー

語尾に「ちんすき~」ってつけるの、1964年の東京五輪のときからかなあ。重量挙げの「ジャボチンスキー」という選手がいてだな……。親父が言い始めて、鐸木家では流行った。

とにかく早く暖かくなってほしいわ。老体には堪える。
幌延の縦穴

テレビで、幌延にある高レベル核廃物地下処分場研究施設「幌延深地層研究センター」のことをやっていた。しかし内容は単に「日本一深い縦穴がある」という切り口。
原発を動かし続ける限り、処理できない核廃物が出続ける。それを分解して放射線が出ないようにする技術などはない。ただただ生活環境から隔離して、万年単位で減衰していくのを待つだけ。そこに原子力発電最大の問題があるわけだが、テレビのバラエティ番組ではそんなことは一言も説明せず、ただただ「深い穴ですね~」「すごいですね~」で終わり。
高レベル核廃物が天然ウラン鉱石並の放射能レベルに下がるまでには数万年以上かかる。そこで、
安全になるまで10万年の保管というのがおおよその目安になっているらしい。
10万年……。
Q1:高レベル放射性廃棄物を数万年もの間、地下で管理できるのか?
【回答】
高レベル放射性廃棄物(ガラス固化体)を地下深くに閉じ込め・隔離するということが地層処分の基本的な考え方です。
数万年以上の期間、人間の管理によって高レベル放射性廃棄物の安全性を確保することは困難です。そのため、地下深くに埋設することにより、地下が本来持つ閉じ込めと隔離の機能を利用して、放射性物質が人間の生活環境に影響を及ぼさないようにします。(地層処分の安全性に関するQ&A集(案) 原子力発電環境整備機構 経産省のサイト より)
そもそも数万年後に人類は生存しているのか? という疑問もあるんだが……。
ともかく、その「地層処分」の基礎研究のために幌延に深い穴を掘ったということなのだ。


350m掘った段階で350億円かかったみたいなことをサラッと言っていたが、これはあくまでも穴を掘っただけの段階。
番組では350mの縦穴の底にまで降りて行っていたが、
現在はすでに500mまで掘っている。
高レベル廃棄物は最終処分法で地下300メートル以深で埋設すると定められている。センターは高レベル廃棄物を地下深くに封じ込める「地層処分」研究として今月、地下500メートルの調査坑道の工事を終えた。
(略)
坑道内にある試験坑道(幅、高さ各5メートル)では、2028年度中に高レベル廃棄物格納用の金属容器などを埋める穴の位置の選定や掘削が行われる予定という。
センターの舘幸男副所長は「地下500メートルの地質の特性を把握することで、調査技術をより広い環境で生かせる」と述べた。(読売新聞オンライン 2026/01/22 より)
……というのだが、

↑番組ではこんな説明もしていた。
- ここには放射性廃棄物を持ち込まない。
- ここを処分場にはしない。
- 中間処分施設も作らない。
- 研究終了後は掘った穴は埋め戻す。
……というのが地元とのお約束らしいのだが、であれば、「2028年度中に高レベル廃棄物格納用の金属容器などを埋める穴の位置の選定や掘削が行われる」というのは、空っぽの容器を使って位置決めするのだろうか。
ここには処分せず、研究が済んだら埋め戻すというのなら、この場所でそんな「研究」をすることにどんな意味があるのか?
「地下500メートルの地質の特性を把握することで、調査技術をより広い環境で生かせる」という説明も意味不明だ。あくまでもここ幌延の地下500mはこういう地層でした、ということが分かるだけで、他の場所を500m掘ればどうなっているのかはまた別の話。
……とまあ、「ちょっと考えただけでも」無茶苦茶な話がいっぱい出てくるわけだが、テレビは「深い穴ですね~」「すごいですね~」で終わる。
2026/02/07
ミラノ・コルティナ冬季五輪始まる
冬季オリンピックが始まった。
冬のオリンピックって、こんなに盛りあがったっけ? と感じるほど、今回は派手な印象があるのだが、もしかして暇な爺だからそう感じるだけなのかもしれない。
開会式が長い!
さすがに最後のほうは飛ばしながら見た。
で、いつものことながら、日本選手団のユニフォームがちとダサい。
よ~く見ると赤の濃淡でなんかやってるんだけれど、入場行進のような場面ではただ赤い集団にしか見えない。どうしても赤じゃないとダメだというなら、せめてグレーと合わせるとかしてほしかった。

助手さん曰く「どうせJOCの上の人がデザインとか分からないから、日の丸を基調にして……とか言って、お洒落なデザインは却下しちゃうんでしょ」

「それとも、もしかして日本って、お金ないの?」
いや、デザイン料はたっぷり払っているんじゃないかな。中抜きとかあるかもしれないけど。

同じ赤を基調にしたデザインでも、スイスはしっかりグレーと合わせてた。普通に考えればやっぱりこうなるよねえ

スウェーデン。国旗の色をそのまま使うんじゃなくて、彩度や濃度をしっかりお洒落に振っている

助手さん曰く「ドイツのは災害時に蒲団代わりになりそうでいい」

助手さん曰く「ポケットがたくさんついているのも災害時によさそう」
……というか、とにかくさすがはおフランスだわさ

カナダ。入場行進ではまん中のカエデがでっかくキルティングされているみたいなやつを着ていた。「どてら」みたいで暖かそうだからほしいという人がいたな。

デンマークの意外
で、入場行進の解説聞いていて意外だったのは、北欧の雄・デンマークが冬季五輪では今まで長野五輪の女子カーリング銀メダルしか取っていないという事実。
夏の五輪でも、メダルがいちばん多いのはセーリング、その次がボートで、全種目の歴代総獲得メダル数214個のうち、この2種目だけで57個。なんか水関係が強いというのもイメージが狂う。
山も雪も少ないからというけれど、それでもねえ……。

ユニフォームはお洒落なんだけどねえ


夏のオリンピックではセーリングとボートが強い

改めて位置関係を確認してしまった。デンマークって、ちっちゃいのね

でも、人口はスウェーデンの次に多い。

それにしても北欧諸国にはあんまり貧困層とかはいなさそうな……。寒いからあんまり住みたくないけど
2026/02/08
東アジア勢表彰台独占

初日のよきシーン。日中戦争から90年。日本では雪の中、日中関係を悪化させようとする勢力が国会を支配しようとする選挙が行われている中だけに、このシーンはとてもよかった。
中継も「東アジアが表彰台独占です」くらいのことは言ってもいいのに。
ちなみに中国の蘇翊鳴(スー・イーミン)選手のコーチ佐藤康弘氏はプロのスノボコーチで、北京オリンピック では、日本代表選手3名、中国代表選手2名のパーソナルコーチとして帯同。スー選手はビッグエアで金メダル。今回銀メダルの木俣椋真選手も佐藤コーチの教え子。

スーは予選1回目で失敗し、決勝進出が危うかったが、佐藤コーチに「リラックスして、自分を全て出し切ろう。君を一番信じているのは私だし、君の後ろでずっと君を応援しているのも私だ」と言われて開き直り、安全策を採らずに果敢に攻めて4位で決勝進出したそうだ。

近年恒例となったシーン。これもおざなりじゃなくて、心から楽しんでいた様子がよかった

佐藤コーチのこと、北京五輪のときは気づかなかった。北京大会のとき、まだ17歳だった蘇翊鳴選手にビッグエア金メダル、スロープスタイル銀メダルを獲得させたことで中国国内では一躍有名になったそうだ。
今大会では、ビッグエア男子の木俣(銀メダル)、蘇翊鳴(銅メダル)のコーチ。女子ビッグエアの岩渕麗楽 と深田茉莉のコーチでもある。
スノボのビッグエアって、スタート地点にまでコーチが帯同して、選手を勇気づけるためにハグしたりするのね。そういう「文化」が面白い。
彼は日中友好にも熱心。きっかけは、河南省の少林寺を訪れたとき、寺でお祓いをしてもらうために記名をすると、なんとなく不穏な空気が漂ったこと。「“佐藤”という苗字は、中国の戦争映画・ドラマでは、よく悪役に使われる苗字だ」と通訳に説明され、それじゃあ、「“佐藤”を、中国で響きのよい名前に変えよう」と思ったんだとか。
これからは、サナエという名前が中国国内で印象悪くなりそうで心配だ。
今冬2度目の雪

5cmくらいは積もったかしら。


舗装道路ではすでに融けているけど、念のため、明日の買い出しはラパンで行くかな

ず~っと雨が降らず、ズボラ苑の小松菜も全滅してしまったが、ようやく水分補給。時すでに遅しだけど。
山口ハーフマラソン

いやはや大変なレースでした。


競技場に戻ってきたら、もう画面は真っ白でなんだか分からなくなってた


終始先頭を引っ張った不破聖衣来は4位。逞しくなった

そんなこんなで何もしないで終わった日曜日。
夜は改憲勢力が国会の3分の2以上を占めることが確実で……ドヨ~ンを通り越して、戦慄が待っている。怖ろしい事態になったもんだ。
オリンピック見て気を紛らわせなければやってらんないわ。
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