2026/07/04
Song for Noboru
のぼるくんが突然死して5か月以上が経った。
のぼるがいない生活にもだいぶ慣れてきたけれど、老化もどんどん進んでいる。
追悼曲を作ろうと思いながら、なかなかできなかった。
のぼるくんは私の人生の中でも大切な存在だったので、いい加減には作りたくない。
でも、私も71歳になり、どんどんエネルギーが消えていく。
浮かぶメロディは陳腐なものばかり。
ああ、またあのパターンか……みたいなものしか出てこない。
どうしたらこのマンネリ地獄から抜け出せるのかと思い悩み、ついにはドビュッシーの『月の光』にコードをつけて、そのコードを聴きながらメロディが作れないか、なんてことまで試してみた。
↑『月の光』のコード? で作ろうとした結果、断念
譜面ソフトを立ち上げてみたら、途中まで書いて「だみだこりゃ」と放りだした譜面を見つけた。そこまで書いたことも覚えてない。ここ2、3か月のことのはずなのに。
だみだこりゃ、と投げ出したメロディの冒頭部分をそっくりそのまま生かして、「つまらん!」と思うのを抑えつけながらなんとか書いてみた。
何度も何度もあちこちを書き直しながら。今も最終形がどうなっているのかはっきり分からない部分がある。
↑何度も書き直し、なんとかほぼ確定したAメロ部分
まあ、とにかく仕上げてみた。ネコのようにいい加減な性格で作ってもいいだろう……と。
のぼるの面倒くさい性格を思い出しながら、ここはひねったメロディでもいいや、とか、ここは急に気を抜いて眠りこけてしまったようにロングローンを並べておこうとか、それなりに工夫したつもり。
できあがったのはこんな曲。
15年一緒に過ごしてくれたのぼるくんに捧げる。
VIDEO
よかったら演奏してみてね
欲を出さなければ、EWI4000Sはとてもよくできた楽器だ。でも、だいぶ前に製造終了し、今では新品は手に入らない。
私のEWI4000Sは14年前に中古で買ったのだが、くたびれてきて、裏側のアースセンサーが反応しなくなるときがある。ここが反応しないと、間違った音が出たり、音が出なくなったりする。ライブでは常にストレスを抱えながら吹かなければならない。
14年前に中古で買ったEWI4000S
この部分の通電性能が劣化していて、アースされなくなることがある
AKAIが倒産し、商標をアメリカのベンチャー企業に売り渡した後に出たEWI5000は音がデジタルデジタルしていてちゃっちい。しかも動作が不安定。
EWI SOLO はよくできているんだけれど、4000Sのような骨太の音色は出せない。電池駆動の木管楽器だと割り切って使うしかない。
4000Sがいちばんの傑作なので、できれば死ぬまでつき合い、この楽器の可能性を極めてみたい。
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