手始めに『My Home Port』の英訳に挑戦したが、ものすごく大変だった。
言葉選びと英語としての自然さをいろんなAIに相談しながら進めたのだが、どのAIもメロディと歌詞の関係性がまったく理解できず、トンチンカンなことしか言ってこない。結局は自分で煮詰めていくしかない。
何度も何度も書き直し、AIに「これで問題ない?」と確認し、歌ってみて、違和感があれば直し……の繰り返しだった。録音し始めてからも、どうしても不自然さが我慢できず、さらに書き直して録り直し……というのも何回もやった。
なんとかできあがったのがこれ↓
この曲は1970年代後半くらいに書いた。
最初の歌詞はサビの部分だけ英語だった。そのバージョンはずっと後になって、『So Far Away -たくき よしみつ SONGBOOK1』に収録してある。
アルバム『たくき よしみつSONGBOOK2 女性歌手作品集』にジャズヴォーカル曲として収録するため、翻訳家の茅野美ど里さんに頼んでサビ以外の部分も英語にしたものをジャズヴォーカリストの清水翠さんに歌ってもらった。
その英語バージョンは内容がオーソドックスなラブソングになっていて、70代の私が歌うにはこっぱずかしいので、今回、元の日本語の歌詞に近い英語の詞に変更したわけだ。
今作っているアルバムのタイトルは、当初『2026-1955(=71)』とかを考えていたのだが、あまりにも自意識過剰だし、この曲を録音してみた今の段階では、素直に『My Home Port』にしようかと思っている。ということは、これがアルバムタイトル曲になりそうだ。
はたしてアルバム『My Home Port』は完成するのだろうか。その前に力尽きそうな気配も濃厚だ。
昨日からは『Engagé』の英訳に取りかかっているのだが、まったく進まず、すでに投げ出したくなっている。
ほんの数行なのに……英語の歌詞って、ハマったときは単語自身がリズムを持っているので曲に命を吹き込めるのだが、日本語のように1文字1音節ではないから、メロディの長短、高低に合わせるのがものすごく大変なのよね。