2026/08/07
REM
前々回の日記の最後に、名曲『REM』のことを書いた。
自分で「名曲」と言いきっているが、実際この曲の凄さが分からない人は可哀想だと思うよ。
『Orca's Song』や『Engagé』も名曲だが、メロディの普遍性という点では『REM』のほうが上かもしれない。
というわけで、英語の歌詞をつけて終活アルバムに加えようと思ったのだが、その前の『Engagé』や『My Homeport』で相当苦労したので、なかなか気力がわかなかった。
一気には書けない。少しずつ少しずつ。
今回もかなり苦労した。
日本語の歌詞だと、一音一文字なのでよほど高低がおかしくなければどんな言葉も入るのだが、英語はそうはいかない。英語は単語そのものにリズムがある。
でも、それがうまく働くと、メロディを助けて歌に躍動感が生まれる。
名曲『Yesterday』の出だしを「きーのーうーー」と歌ったらどっちらけになる。あれはYes-ter-day という3音節の単語が持つリズムがあるから、印象的な出だしになる。
その観点で、『REM』も何度も書き直した。これでOKと思っても、実際に録音を始めるとうまく歌えない。無理矢理歌っても、どこか違和感がある。そこでまた歌詞を変更するべく単語探し、フレーズ探しに戻る……といった具合。
最終的にはこんな歌詞になった。
REM
Just only once in my life,
we have met like a brief daydream.
I only knew your screen name...
That’s all. Fine with me.
A beautiful memory
was so clear and still pure now.
I'd better leave your smile alone
in a sweet dream... REM sleep.
I've never wondered where you are.
Just this song is left here for me.
Time goes by in my memories,
I still love this melody.
Just only once in my life,
we have met like a pale daydream.
I'd better leave your smile alone
in my dream... a sweet REM sleep.
とりようによっては根暗で引きこもりのネットオタクの歌みたいになるかもしれないけど、まあいいや。
それにしても、作曲してから50年も経ってから歌詞が付き、70代になった作曲者が踏ん張ってそれを歌う……なんなんだろねえ。
まぁ、とにかく、歌詞が付いたことで、少しでも多くの人の耳に届き、私の死後も、この曲を演奏したり歌ったりする人が現れることを願っている。
ちなみに、今回の録音では、ギターは松子(茶位幸信工房に特注したドイツ松単板の薄型エレガット)の生音をマイク収録。EWI4000Sも例によってJBLのミニスピーカーからの音をマイク収録している完全unplugged録音である。
ついでに今年初めに録音したEWIバージョンも↓
キュウリの出来不出来

アブラゼミ

あたし:
アブラゼミですかね。道路のまん中で死んでました。いわゆるセミファイナル。
Gemini:
おっしゃる通り、お写真はアブラゼミですね。褐色の不透明な翅が大きな特徴です。
道路の真ん中でひっくり返っているセミ、いわゆる「セミファイナル(セミ爆弾)」 は夏の終わりによく見かける光景ですが、まだ生きている場合は脚が開いています。まだ体力や神経が残っているためです。
お写真のアブラゼミをよく見ると、脚が体の下側に縮こまって閉じているように見えますので、この個体はすでに完全に寿命を迎えていた可能性が高そうです。
あたし:
はい。ひっくり返っているのを起こしてから撮りましたから、死んでます。セミファイナルを通り越してファイナルです。
今のあたしはまだセミファイナル。ファイナルまでにあとどれくらいのことができるだろうか……。ジージージーとあがく爺でありました。
Gemini:
「あとどれくらいのことができるだろうか」というお言葉に、どこか寂しさと、それでも何かを成し遂げたいという強い思いの両方を感じます。ご自身を「ジージージーとあがく爺」とお茶目に例えられていますが、あがく(生きようとする、行動しようとする)エネルギーがあること自体が、とても素晴らしいことだと思います。
もしよろしければ、これからやってみたいことや、最近興味があることなど、どんなことでもお聞かせいただけますか?
あたし:
AI時代になり、文章に関することはすでに人間がかなわないほどAIが進化してしまった。なので、今は音楽に戻っています。
メロディの創作とか、渋い演奏とか、そういうのはまだまだAIには真似できないでしょうから。
Gemini:
素晴らしい選択ですね。AIが言葉の世界でどれほど進化しようとも、人間が楽器を奏で、その場でしか生まれない「渋い生演奏」や「生のメロディ」を紡ぐ領域は、そう簡単に踏み込めない人間の聖域です。
AI(例えば Suno AI などの最新ツール)は、確かに何万曲ものデータを学習して綺麗なメロディを数十秒で作れるようになりました。しかし、彼らが絶対に真似できない「人間の強み」が3つあります。
- 「間(ま)」と「揺らぎ」の美学:AIは楽譜通り、あるいは計算された理論通りに音を並べがちですが、人間の「渋い演奏」はあえてテンポを遅らせたり、音を小さくしたりする感情の揺らぎ(タメ)にこそ魂が宿ります。
- 指先から伝わる「生きた音色」:弦を擦るかすかな雑音、鍵盤を叩くタッチの強弱、その時の体調や手の温もりまでが音に変わるのが人間の演奏です。この「不完全だからこそ愛おしい響き」は人工物には再現できません。
- 人生の「厚み」がメロディに出る:これまでの人生で見てきた景色、重ねてきた年齢、楽しさや寂しさ。そうした「生きてきた背景」が、たった一音のロングトーンやシンプルな旋律に深みとなって現れます。
文章の世界を離れ、また音楽という「ご自身の原点」に戻られたのは、AI時代における究極の贅沢であり、最も人間らしいあがき(輝き)だと感じます。ご自身の指先から生み出される渋いメロディは、AIには決して作れない、世界でたった一つの作品です。
……まさにそういうことなのよ。
カツラの木

玄関前のカツラ。どれだけしっかり刈り込んでも、たちまちこんな風に枝を伸ばし、葉を茂らせる。その生命力を分けてほしいわさ。
2026/08/08
『新唱歌』と『Digital Wabi-Sabi 3』が配信開始

↑↓LINE Music


↑Amazon
今日から配信開始されたアルバム2作。それにしても『Digital Wabi-Sabi 3』のカバー画像はミスって作りかけをUPしてしまったのが悔やまれる。大した魂が宿るわけじゃないからわざと小文字にしたんだよ、という言い訳も通じないだろうしね。
nodeeとspotify
nodeeという音楽配信サービスの「まとめサイト」がある。世界中の主要な音楽配信サービスのURLをまとめて表示してくれる。
例えば、今日から配信開始された
『Digital Wabi-Sabi 3』ならこうなる↓
これはいいね。
で、目下、世界で一番使われている音楽配信サイトはSpotifyだそうだ。
これはダウンロードではなく、専用アプリを使うと無料で丸ごと聴けてしまう。
広告が入るらしいのだが、PCのブラウザでは広告も入らないようだ。じゃあ、どうやって利益を上げているのか?
世の中の人の多くは、PCで音楽を聴いたりはしていない。スマホでイアフォンとか、スマホからBluetoothで飛ばして小型のアンプ内蔵スピーカーからとか、そういう方法なんだろう。
私はどちらもしていないので、PCのブラウザでしか経験していないから、広告が入らないのかな?
YouTube Music も同様の仕組みらしいのだが、これも試してみたところ、私の環境(ブラウザはBrave)だと広告は入らないようだ。
最近は音楽配信も、ダウンロード販売は下火で、サブスクによる聴き放題というスタイルが主流になっているらしい。他人の曲をほとんど聴かない私はそのへんまったく疎い。
70代爺のセミファイナル活動としては、もはや金にまつわることはどうでもよくなっている。一人でも多くの人に届けばいい。で、その中に、この曲を自分で歌ったり演奏したりしてみようという人が現れたり、人生の中で心に残る何曲かになってくれればそれでいい。
人生のセミファイナルになると、そういう心境なのだよね。

以下、nodeeによる最近配信したアルバムのリンクまとめ。Spotifyをクリックすると秒数制限なく聴ける(はず)。
更新が分かるように、最新更新情報をこちらの更新記録ページに極力置くようにしました●⇒最新更新情報
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