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のぼみ~日記 2026

2026/08/23

手打ちそばよろずや


ラパンに代わる車としてムーブコンテを購入しに小山市へ行った帰り道。まだ朝から食事をしていないのでどこかで食べたいが、我が家から中古車販売店に行くルートには、驚くほど食事する場所がない。
ルートをGoogleマップで確認した際にも、あまりにも飲食店がないので「まさかそんなことはないだろう」と思いながら出かけたのだが、行きの道でも鹿沼を過ぎると本当に何もないので驚いた。
途中、ラーメン屋が1軒あるだけ。Googleマップに載っていたおばあさんと娘がやっているドライブインというのはすでに廃業しているっぽかった。
帰り道、すでに午後2時を回っていて、ラーメン屋も閉まっている可能性が高い。まいったなぁと思いつつ運転していたら、右手に地味に「営業中」という看板が出ている蕎麦屋が目に入り、入ってみた。
期待していなかったが、これが大正解で、美味かった。

あたしは大根蕎麦・天ぷら付き 1530円(税込)

助手さんは冷やしたぬき蕎麦 1280円(税込)
小山市飯塚447。他に店がないので、コンテを引き取りに行くとき、また寄るかもしれない。

摩利支天塚・琵琶塚古墳 資料館


蕎麦を待つ間、スマホの地図を見ていたら、すぐそばに古墳と古墳資料館なる施設があると知った。
せっかくだから寄ってみようと、店を出てすぐのところを右折。
しかし、その右折する場所にも、資料館らしき建物の周辺にも、目立つ表示看板などはない。
夏休みの日曜だというのに、駐車場もガラガラで1台しか停まっていない。
本当にここでいいのか? やっているのか? と訝りながら建物に近づくと、自動ドアが開いた。

駐車場には1台しか停まっていない。

建物の向かい側が古墳らしい。

建物に近づいても、目立つ表示はない。

入館料は無料。
建物には来館客はおらず、老夫婦のようなスタッフが出迎えて、最初に5分程度の案内ビデオを流せるが見るか、と言う。
Googleマップのクチコミでそのことは読んでいたので、素直に見ることに。
ビデオそのものは、チャラいアニメキャラが出てきて解説するという、この手の施設にありがちなもので大したことはなかった(改めて、鹿沼の彫刻屋台館の案内ビデオはよくできていたと思った)。
要点としては、栃木の権力者地勢は、今中心部となっている宇都宮あたりから南の下野エリアに移ってきた時期があった、ということらしい。

展示室はそれほど広くないが、展示物は驚くほど充実していて、ほぼ完全な形に復元できた埴輪や土器がズラッと陳列されている。

これだけの数が並んでいるのは、この手の資料館としても珍しいのではないか。

↑↓2は「琴弾きの男子」。その左が「杯(つき)を奉献する巫女」だそう。



「盾持ち人」。★型のものは「盾」らしい


左側1~3は鈴杏葉(すずきょうよう)。青銅製の装飾馬具だというのだが、馬も重いものつけられて大変だったな。
4は耳環。5は刀子(とうす)。



上に見えている3点は直刀、刀子。下側は鏃(やじり)。



この埴輪は完全復元不能で、元の形がよく分からないままだという(摩利支天塚古墳出土)


円筒埴輪、朝顔形埴輪。埴輪というと人物の形だと思い込んでいるが、大きく円筒埴輪と形象埴輪の2種類に大別される。こうした器状のものも埴輪なのだ。



人物の形をしたのが代表的な形象埴輪。手前左側は右手を挙げる女子。中央は「踊る巫女」とのこと。

奥にはまだ復元中や未整理の発掘物がいっぱい保管されている
平成30(2018)年に建てられ、まだ8年しか経っていない新しい施設。きれいなパンフレットや解説プリントが用意され、トイレもきれいだし、紙コップで冷水が呑める。これで無料なのだから、もっとPRしてもいいと思うのだが……。
夏休みの日曜日でこれだけ人が来ていないということは、平日などは1日に数人ではないだろうか。
助手さん曰く「U字工事も来ない穴場ね」。

琵琶塚古墳に登る

道を挟んで向かい側にあるのは琵琶塚古墳。栃木県内で第二位の大きさの前方後円墳だそうだ。
ここもなんの案内看板もないのだが、細い道らしきものがあって、登れそうなので登ってみた。

車止めらしきコーンはポツンと置いてあるが、案内看板の類はない

道側から見て左手に登っていく道がある。ほとんど登る人がいないのだろう、草が生い茂って半分藪漕ぎ状態。



途中、こんなのがいた。ホソハリカメムシ。交尾中なので逃げない



もう少しで上の尾根に出る。老人にはちょうどいいミニ登山だ

古墳の頂上尾根部分。先に祠がある

祠の前に到着

下野平野を360度展望できる。



琵琶塚古墳頂上から東北東方向4.7km先の自治医科大学方向を見る



帰り道。土の上に多数ある小さな穴はなんだろう


Geminiに写真を見せたら、こう答えた。

考えられる生きものの候補
ハンミョウの幼虫(本命) 単独性のハナバチの仲間(ハナダカバチ、コハナバチなど) アリの仲間(副出入口や換気口) 写真を見る限り、穴の周りの土が削られず滑らかに保たれている点やサイズ感から、ハンミョウの幼虫の穴である可能性が一番高そうです。穴をじーっと観察していると、奥から黒っぽい頭がスーッと上がってきて入口を塞ぐ姿が見られるかもしれません。


草をかき分けながら下山。下墳?



そんなわけで、いい気分転換になった。
来月、コンテを引き取りに行った帰りに、周囲の他の古墳もゆっくり見て回ろうかな。
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