09/09/07の3
アクアマリンふくしま(3)
隣の水槽では、生まれたばかりのトドの赤ちゃんが寝ていた。名前募集中だそうで。
すやすや
3階北側テラスから海側を見る
オセアニックガレリアという学習・展示コーナー
ここにも御多分に漏れず……やだやだ……
新聞もまともな情報を掲載してくれないとね
沖縄のサンゴ礁がダメージを受けたのは、本島側での開発工事で土砂が流入したから。これは地球温暖化などと叫ばれるずっと前からのことで、議会で問題追及されていたこと。それがいつのまにか温暖化のせいでサンゴが死んだことになってしまった。
サンゴを守れと、サンシャイン水族館でサンゴを増やして沖縄に移植する運動に基金を募ったりしているが、沖縄の海が流入する土砂でダメージを受けているという根本原因を解決しないまま環境の違うところで育てたサンゴを移植してもまた死ぬだけで意味がない。
ホッキョクグマの生息数は温暖化とはなんの関係もない。
現在2万5000頭くらいいるが、1960年代には世界で約5000頭にまで減っていた。
生息数が減った主たる原因は、他の大型哺乳類同様、人間による狩猟。一時期は軽飛行機にハンターが乗って、空から撃ちまくったりということをしていた。
そんなことをしていては絶滅してしまうというので、アメリカでは、「海棲哺乳類保護法(MMPA)」が1972年に履行され、アメリカ国民はホッキョクグマの狩猟記念品を米国内に輸入することができなくなった。
その後、大幅に回復して、現在の2万5000頭にまで持ち直したのだが、楽しみのためにシロクマをハンティングし、戦利品としての毛皮や頭部をアメリカ本国に持ち込もうとする人たちからの強い要求に負け、1994年にこの法律が改定されてしまった。結果、カナダで趣味で仕留めたホッキョクグマの毛皮や体の(臓器以外の)部分の米国内への輸入は合法になった。
カナダではホッキョクグマ猟の割り当てがあるのは先住民(イヌイット)だけだが、許可証を先住民ではない外国人に売ることができるという抜け道が用意されている。温暖化とはまったく関係がない。ホッキョクグマの減少数よりハンティングで殺されている数のほうが多いのだ。つまり、ハンティングしなければ自然増になる。
しかも、現在増えている地域は温暖化している地域で、寒冷化している地域では少しずつ減っている。ホッキョクグマにとっても、暖かくなることは必ずしも悪いことではないらしい。
氷が溶けて溺れてしまうなどいう映像を流しているのは、湾岸戦争のときの油まみれの水鳥映像と同じ、悪意のある詐欺キャンペーンだ。
温暖化騒ぎも含めて、人間の行動が野生動物にとっていちばんの脅威であることは間違いのないことだけれど……。
こうした真実を教えられず、詐欺キャンペーンがあらゆるところで子供たち、いや、親たちにすり込まれていくのは怖いことだ。
トビハゼ
必要のない干拓工事、スーパーギロチンで干潟の生物が大量死したのも人間のせい……
不愉快な「学習」コーナーを抜けると、熱帯アジアの水辺、続いて、サンゴ礁の海 という展示コーナーへ。
魚たちが突然カラフルになる。
ニセゴイシウツボ
ここは水槽がアート作品として機能している感じ
動くシルエットが楽しい
ついついいっぱい撮影
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