2016/04/18
日本のメディアのここが危ない

放射冷却で夜は冷え込む。オリオン座がいつのまにか見えなくなった
熊本地震と名づけられた地震は、その後さらに拡大して「あれは本震じゃなくて前震だった」なんて訂正されたり、大分を震源とするものも出てきて、熊本地震じゃまずいんじゃないか、ということにもなってきた。
「今までにないタイプの地震」というようなことも言われているけれど、そもそも自然災害というのは予測ができないものでしょ。それを忘れて「絶対安全」だの「壊れるという科学的根拠がない」とか言っているのはなんなの。3.11や「フクシマ」からなんにも学んでいない。というより、強弁や責任回避の方法だけ学んだのかな。
4月3日に放送したNHKスペシャル「巨大災害 MEGA DISASTER Ⅱ
日本に迫る脅威
地震列島 見えてきた新たなリスク」
を録画してあったので見てみた。
すると、九州にはほとんど触れていないものの、今回の地震を示唆するような話、解説がいっぱい含まれていた。
(下の画面で赤い矢印の部分はこちらでつけたもの。今回の断層をしっかり示している)








実はこの番組、3.11後にナショジオチャンネルで製作・放送された番組に構成が似ていた。
ナショジオの番組は2時間枠で、津波被害の映像なども、日本ではほとんど自粛されてしまったようなものが次々に出てくる。また、地震予知にスポットを当てていて、日本で地震予知を研究している学者が数多く登場する。地震予知を研究している日本の学者ってこんなにいっぱいいたんだ、ということをアメリカ製作の番組で知るというのも皮肉だ。


ナショジオの番組より
同番組では、CGを使ったショッキングな映像などもふんだんに取り入れていて、そうした手法は視聴者の興味や注意をまずひくという目的でもあるのだが、それはあくまでも「掴み」であり、地震予知がどこまで可能なのか、今どんな研究が進んでいるのか、これからどんなことが起きる可能性があり、それに対してどんな対策をすべきなのか、という「本論」に続けている。
NHKスペシャルはそうした構成で作られる数少ない番組だが、民放、特に地上波番組ではこうしたものはほとんど期待できない。
BSやCS局ではやりたくても予算がない。
避難所にテレビクルーを張り付かせて避難者たちの邪魔をしたり、家が崩れる瞬間を撮るために崩壊寸前の家の前にカメラを据えて今か今かと待っていたり、テレビは災害をエンターテインメント化していないか?……そんなことに時間と金と人員を割いているよりも、伝えるべきこと、考えさせるべきことは他にある。
東南海地震は必ず来る。いつ来るかは分からないが、必ず来る。
起きればどうなるかというシミュレーションはできる。
被害を最小限に抑えるためには何をすべきか、それを行政や国はやれているのか。
2016/04/19
ラーメン蔵八

助手さんがいないので、前から知ってはいたけれどなんとなく行かなかった蔵八にひとりで行ってみた。
蔵八は鹿沼店には入ったことがある。
日光店はどうなのかな~と。
店内の作りやメニュー構成などはほぼ同じだった。(記憶が正しければ)

基本は醤油スープで、味噌や塩はない

見た目も味もごくオーソドックスなラーメン

麺は縮れ太麺

餃子は1つが相当大きい。三個が270円、五個が400円
ラーメン蔵八 日光店
日光市今市本町7-7 tel:0288-22-0021
11:00~15:00、17:00~20:00
金曜定休 木曜不定休
夕方、お散歩。
周囲の桜は大方散っているが、ヤマザクラは今からのところもある。さいもんくんちの前の桜は満開。

ヤマザクラはソメイヨシノやエドヒガンとは違う魅力があって大好き

ここを通ると必ずライチェルが吠える。一緒に行きたいよ~、ってことかな。レオは無関心。というか、耳がほとんど聞こえていないようだ
あなたの音感は何型か? ──絶対音感の誤解
たくき よしみつ・著
世にはびこる絶対音感の誤解を解き、今からでも遅くない自分の音楽世界を広げる方法を探る。
更新が分かるように、最新更新情報をこちらの更新記録ページに極力置くようにしました●⇒最新更新情報
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目次
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「福島問題」の本質とは何か?
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『3.11後を生きるきみたちへ 福島からのメッセージ』(岩波ジュニア新書 240ページ)
『裸のフクシマ』以後、さらに混迷を深めていった福島から、若い世代へ向けての渾身の伝言。
複数の中学校・高校が入試問題(国語長文読解)に採用。大人にこそ読んでほしい!
第1章 あの日何が起きたのか
第2章 日本は放射能汚染国家になった
第3章 壊されたコミュニティ
第4章 原子力の正体
第5章 放射能より怖いもの
第6章 エネルギー問題の嘘と真実
第7章 3・11後の日本を生きる
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『裸のフクシマ 原発30km圏内で暮らす』(講談社 単行本352ページ)
ニュースでは語られないフクシマの真実を、原発25kmの自宅からの目で収集・発信。驚愕の事実、メディアが語ろうとしない現実的提言が満載。
第1章 「いちエフ」では実際に何が起きていたのか?
第2章 国も住民も認めたくない放射能汚染の現実
第3章 「フクシマ丸裸作戦」が始まった
第4章 「奇跡の村」川内村の人間模様
第5章 裸のフクシマ
かなり長いあとがき 『マリアの父親』と鐸木三郎兵衛
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