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のぼみ~日記2016

2016/07/30

門前の彫刻屋台(4) 





後方の破風下欄間












高覧下が斜めに切り込まれているのもこの屋台の特徴



高覧下の彫刻全体を斜めカットでまとめるのはかなり大変なことだと思う



場所は窮屈そうだが、生き生きとした表情の鳥たち













ん? よく見ると鳥じゃないのもいる??



あ、こんなのも……



西根屋台にもいたねえ、蛸





後ろ障子











最後にもう一度正面から中を覗き込んで……











よく見ると、3羽の鳥が蜘蛛のような獲物を取り合っている






これで徳次郎町の6台の彫刻屋台をすべて撮影できた。
それにしても残念なのは提灯だ。
今市の屋台も提灯を昼間からつけてしまい、外欄間や鬼板が見えづらくて残念なのだが、それどころじゃない数がぶら下がってしまう。
提灯は別屋台で仕立てて、彫刻屋台はあくまでも裸で見せるようにできないものだろうか。提灯をぶら下げるより、外からライトアップしたほうがずっと美しく見えると思う。

屋台が外に出るのが3年に1度。しかも夜だけ……となれば、集落外の人たちがこれらのすばらしい彫刻を目にするチャンスはほとんどない。実にもったいないことだ。
別に地元の人たちはこれらの屋台を「ヒミツにしたい」わけではない。
市の補助を受けて保存していくためにも、まずは多くの人たちに存在を知ってもらわなければならないと思う。
地区の人たちにとっては「お祭り」であり「伝統行事」なのだろうが、まずはこうした貴重な文化財、アート作品をいかに大切に守っていくか、より多くの人たちに知ってもらうかということを考えていくべき時期に来ている。このままでは早晩、しまい込まれたまま忘れられてしまうのではないか。
実際、僕の地元では、文挟に立派な白木彫刻屋台があるそうだが、分解されて倉庫入りしたまま何十年も地元の人でさえ目にしたことがない。ネズミが囓ったり腐ったりしていないか心配だ。

庶民が作り、伝えていったすばらしい美術工芸品を、いつまでも見ることができるように大切に保存・公開することを考えていきたい。
もちろん、それには行政の支援が必須だ。

今回、6つの地区を回ったが、どこでも「写真を撮らせてほしい」と一言お願いするだけで快く応じてくださった。
ありがとうございました。








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