昼飯食っていたら、ピンポ~ンと鳴った。
あ~、また「み~ちゃんは?」か。み~を見ると、察知して知らん顔を決め込んでいる。
玄関ドアをあけたら、ライチェルを連れた二人がニコニコして立っている。
「あれ? あんなに怖がっていたのに、どしたの?」
「平気になったの」
そりゃよかった。なによりもライチェルが喜んでいるだろう。ゆいちゃんに「こっち来ないで! ライチェルは悪者!」とか言われてたから。
後から知ったが、さいもんパパが二人にライチェルの頭を撫でさせて「怖くないだろ?」と教えたらしい。
よかったよかった。これでゆっくりできる