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のぼみ~日記2019
これを遠いと感じるか近いと感じるかで老化の度合いが分かる?

2019/06/29

久々の借宿・寅吉作品群



今日は白河東文化センターで狛犬セミナーというのをやるというのでコーディネーター役で出張。
野出島地域活性化プロジェクトが主催した初めての狛犬講演会は2011年2月だった。
大雪が降って、これは人が集まるわけがないと諦めていたら、なんと250人も集まって驚いた。
そのちょうど1か月後に3.11があって原発爆発……。
あれから足かけ8年以上経った。
その間、講演を3回。狛犬見学会を2回と、何度も狛犬イベントが行われているのだから驚く。
今回は、新しくできた「福島県県南地域狛犬ネットワーク」という団体が主催だという。
11時までには着かないとまずいかなということで、9時に出発。
カーナビは矢吹ICからあぶくま高原道路にのせようとし、Googleマップのルート検索だと白河中央スマートICで下ろそうとし、Yahoo!のカーナビアプリは白河ICで下ろそうとする。
いちばん距離が短そうな白河ICで下りたら、ああ、借宿を通る道ね。じゃあ、寅吉の作品群を見ていかなくては……というわけで、小雨の中、車を降りてササッと写真を撮る。

何度見てもすごいね。


こういう透かし彫りが惜しげもなく散りばめられている石柵。









柵の上から覗き込まないと見えない裏側まで、この通り。



石扉の上にのっているこの部分。両脇の鶴を見落としがちだが、これがまた手抜きなしですごい。

嘴の細さに注目。







石扉の裏側の逆立ち獅子は、ただでさえよく見えないのに、今回は草が生い茂っていて、さらに見えなかった。







屈み込んで、石柵の隙間から覗いて、ようやく顔が見える。



乳房がいっぱい。



石柱と一体なのか継いでいるのか、微妙。


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