2023/06/16
蛍光灯からジーという音が
台所の蛍光灯(天井直づけのでかい直管タイプ)がジージーとうるさい音を出していて、安定器が劣化しているらしい。取り外したら安定器が茶色く変色し、プラスチックがボロボロと剥がれ落ちている。このままにしておくと発火の恐れもあるので器具ごと交換することにした。
助手さんは「別になくてもいい」というのだが、そういうわけにもいかないだろ。
とりあえず、天井から外してみた。

とにかくでかいので、処分するのもやっかい

これが安定器。電源とランプの間に抵抗を入れて電流を一定の値に安定させるもので、寿命は10年くらいとされている

熱で焦げて、プラスチック部分がボロボロと崩壊している。このままにしておくと発火の恐れもある

片づけやすいようにバラしたが、鉄の台座部分はどうしようもない。60cm以上のものは不燃ゴミとして持って行ってくれないんだよなあ
この手の直管型は保守が大変だし交換作業も面倒だから、コンパクトなLEDタイプのにしようと、丸型の直づけタイプでいいかと訊いたら「そんなつまらないのは嫌」と拒否され、「日光御用邸にあったようなレトロな電球のランプがいい」とか言い出す。仕方なく、ぶら下げタイプの裸電球を発注。
翌日届いたので交換した。

↑DiCUNOという店の商品。レトロな電球やソケットを安価に販売している⇒こちら

E26口金 LED電球付き エジソン電球 引掛シーリング用 ⇒

で2099円

購入した照明についていた電球。このタイプのLED電球はもしかしたら中国のメーカーが造り始めたのかもしれない

↑長~い直づけ蛍光灯があった天井に今度は吊り下げの裸電球1個

お洒落なレストランとかだと、レール式にして高さをバラバラにして吊り下げたりするんだよね

↑LEDだけど電球色のレトロな灯り
いいんだけど、なんか電球色というよりはオレンジ色に近いような色味で、台所で使うにはどうなんだろ。
……と、助手さんも多少疑問を抱いたようなので、もう少し明るめの電球を追加でポチした。

LED電球 E26口金 1521LM フィラメント電球 10.5W 白熱電球100W形相当 2700K電球色 A60クリアタイプ レトロ電球
⇒

で6個入りで2564円(税込)。10.5W/100W相当の明るさ1個あたり427円は安い


さっそく電球を交換した

実際にはこの写真よりは黄色いのだけれど、今までよりは明るく、オレンジ色が薄まったのでOK

6個も電球の予備ができたので、玄関廊下の天井照明の電球が1個切れているのを交換することにした。
硝子製の重い金魚鉢みたいなのを外すと、中はテントウムシの墓場になっていた……どこから入り込むんだろう

ついでに、台所の天井蛍光灯を処分するためにポチしたレシプロソーの金属切断用替え刃が届いたので、ぶった切ることにする。下にあるのが取り外した枝伐り用の30cm替え刃

金属切断用替え刃に交換したところ

この大きさだとゴミとして出せないので、60cm以下に切断。
枝伐り用のレシプロソーだからか、刃がばたついてきれいに切れなかったが、なんとか処置。フードのほうはプラスチックなのでバキバキ折れてしまったが、これもなんとか処置。やれやれ
あらゆる場面で中国に負け続ける日本
で、今回「LEDレトロ電球」「LEDエジソン電球」などと称している電球や、それを使った照明器具を見ていて気がついた。
こういう電球を考えて造り始めたのは中国のメーカーなのかもしれない。そういうセンスとアイデアでも日本は思考硬直している感じ。
電動アシスト自転車もそうだけど、中国製品は、最初からデザインのセンスがいい。真似しているだけと言うけれど、真似が絶妙にうまい。本家がダメになっていくのを横目に、本家のいい時代のエッセンスをしっかり抜き取っている。
品質もどんどん上がっている。
日本製品はデザインがとにかくダメ。それでも真面目で壊れない愚直さが評価されていたけれど、今はそれもない。
これからどうやって生き延びるんだろう。
詐欺メール巧妙化

↑Clickで拡大
Amazonを騙る詐欺メールは毎日のように来るが、今日届いたのはかなり巧妙だった。
第三者がモバイル端末からあなたのアカウントを使って勝手に注文をしたのでアカウントを凍結した。以下にアクセスして注文を取り消してアカウントを復活させてください、という内容。
タイトルが「Amazon.co.jpでのご注文510-0430266-3530803(1点)」となっており、実際にAmazonに注文したときの確認メールと同じ。しかも、届け先の住所を確認したら実在する住所だった。
爺はhtmlメールもソース(テキスト)表示しているのでリンク先のURLがAmazonではないことがすぐに分かるが、html表示している人(ほとんどはそうだと思う)は引っかかるんじゃないだろうか。
「うちにも同じものが来た」という人が何人もいたので、かなり大規模にばらまいたようだ。


↑実在する場所の住所だったので、もしかすると人名も実在かもしれない。住民はとんだ迷惑だ
なんかこうなってくると、デジタルを通じた世界にまともなものなどない、というのがデフォルトになってしまっている感じだわね。
詐欺はこの手の犯罪グループだけではなく、今ではテレビの報道内容もネットニュースも医療と戦争・政治関連はフェイクがデフォルトになってしまっている。
外部の人とのやりとりがほぼ100%デジタル信号による今の生活に、フェイクではないものはどの程度含まれているのだろうか?