2016/12/28
今年の漢字は「直」(なおす)
今年はいろんなものを「直す」年だった。
思い出せるものだけいくつか拾ってみると……。

3月、プジョーの車検。うちのプジョーは緑色。この赤いプジョーが代車で渡されたやつ。天井の電動シェードの故障、まったく同じ状態だった。プジョー、しょーもないなあ、ったく。でも、走りは国産車とはまったく違う次元で快感。この文化の差……。面白い
目下、我が家のメインカーは緑色の307SWローランギャロス仕様。前のプジョーが雹でボコボコになって、保険で全損の判定を受けたため、去年、その保険金を元に37万5000円で購入したのだが、購入店での整備が怪しかったので、車検を機にしっかりプジョー専門店でチェックしてもらった。
結果、エンジンからのオイル漏れなどが見つかり、結構大変だった。その
内容は⇒こちら。
完璧に仕上がり、その後もずっと走りは快調なのだが、ガラスルーフの電動シェードが壊れて、何度も直してはまた壊れ……の連続。これは307SWでは定番の故障で、天井の内張がべろべろ剥がれ落ちるのも定番。結局、最後は諦めて、3枚目の天井が後部屋根の中に格納されたままになった。1枚目と2枚目は針金で固定し、前1枚半分だけ開閉できるようになっている。締めても3枚目は開いたまま。来年の真夏に困ったらまた考えよう。
プジョーはその後、泥濘にはまって、巻き込んだ泥でフェンダー内張が剥がれるというトラブルも起こして、マジブルーさんには今年二度お世話になった。

5月には屋根工事。劣化したスレート瓦の上から防音材付きのガルバリウム鋼板を張るというもので、これは大変なお金がかかった。でも、結果は上々。断熱効果もよくなったし、これで生きている間、事故が起きない限り屋根の心配はしなくて済みそう

屋根工事の際、大金を払って足場を組んだので、外壁の補修と塗装(上から紫外線劣化防止塗料を塗る)は自分でやった。塗料とシーラント剤だけの金で済んだ上、できばえも上々で、これもやって満足

8月。杉作の出力がノイズだらけなので、アース関連の対策をした上で配線を全部やり直した。これもうまくいった

10月。台所の混合水栓が水漏れするようになったので交換。ちょっと苦戦したが、うまくいった。部品代も1万円以下で済んだのは嬉しい誤算だった

12月。矢野自動車の社長がカレンダーを持って挨拶に来たので、X-90の雨漏りのことを相談すると、やりましょうというのでお願いする。どこから水が入るのかサッパリ分からず、ずっと悩みの種だったが、ようやく突きとめられて、きれいに直せた
Mac miniのファン交換

これでスッキリ年越しができると思いきや、年末には音楽制作に使っているMac miniがものすごい異音を出して振動するようになって、ギョッとする。裏蓋を外してみると、冷却ファンがダメみたい。アマゾンに代替部品と特殊ドライバーセットを注文

裏蓋を外し……

特殊な精密ドライバー(先が星形)でファンをとめているビスを外して……

この端子が小さいので外すのに神経を使ったが、なんとかうまくいって……

無事にファンの交換完了。すっかり音がしなくなって、よかったよかった

今回、この特殊ドライバーセットがなければ修理不能だった。800円ちょっとくらいなので、1つ持っているといいね


↑820円は安い。普通のプラスやマイナスもついているので、これ1つあれば精密ドライバー関連はOK

あとはこのへんをもう少し片づけてから年越ししたいものだなあ……

最近、寝る前にいつもベッドを占拠されている
「生きる意味」の意味
酔っ払って寝る前、ふっとフェイスブックにどうということないことを書き込むことがある。
先日こんなことを書いた。
意味のあることができなくなったときが死に時なのかな、と思う。
でも、「意味のあること」って、何に対しての意味なのだろう。
この世界に対して、ということなら、まず、「自分が生きているこの世界」を愛さなければいけない。
愛せないことだらけのこの世界を、それでも愛する気持ちを持ち続けないと、生きている意味がない。
それに対するコメントが3件あって、その3件が実に面白かった。それぞれが正しい、というか、視点の違いが分かる内容なのだ。
- ひとそれぞれの人生があり、『人生の哲学』もそれぞれあるように、生きる意味もまた、ひとそれぞれかと思います。
- 生きる意味? 生きてること自体が意味だと思う。
- 愛せない理由は、すべて人間による愚行の結果・事象なので、それ以外の地球における営み・自然現象は、美しく愛に満ちあふれていると思います。それを自分で意識できるうちは、生きる甲斐があると思っています。
1)は僕が常々主張していること。生き甲斐は人によって違うのだから、その価値観を破壊されるような世の中であってほしくはない。
2)は「生きているもの」すべてをありのままに愛する心、ということで、ブッダの精神。人がみなこの心を持っていればどんなにいいか。持っていると思うんだけれどね。大人になって、見えなくなる人もいる。
3)は僕の言いたかったことにいちばん近い。「愛せないことだらけのこの世界」の内容は、ほぼ100%人間の行為、人間の心をさしている。その「嫌なもの」に押しつぶされないように、きれいな風景を見たり、犬と散歩したり猫と戯れたりしている。
1)は自分を正しく愛すること、2)は他者を広く愛すること、そして、3)は地球への愛……とでもいうか……。
この、1)と2)と3)のすべてについて、先日書き上げた「死に方」の本でも、言い方は違うけれど、触れている。
2)と3)については、「アクティブQOLとパッシブQOL」なんていう言い方での説明も試みたのだった。
それを思い出して、なんというシンクロニシティだろうと驚いた。
テレビを見ていたら、『やりすぎ都市伝説』で、世界は「AIによる支配」に向かっている……なんてやっていて、そうかもしれないなあ……と思ったりしたのだが、超合理的思考のAIが世界を支配しても、こういう「愛」はないんじゃないかなあ。
愛というのは、弱さ、欠点、死を逃れられない運命……そういうものの裏返しなのかもしれない。人工知能には人工知能の弱さがあって、それが愛に結びつくのだろうか……なんだか手塚治虫の『火の鳥』に出てくるロビタを思い出した。

今日の足長さん

おまえは散歩しても下ばかり見ているねえ。そんなんで面白いの?


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更新が分かるように、最新更新情報をこちらの更新記録ページに極力置くようにしました●⇒最新更新情報
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「福島問題」の本質とは何か?
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『3.11後を生きるきみたちへ 福島からのメッセージ』(岩波ジュニア新書 240ページ)
『裸のフクシマ』以後、さらに混迷を深めていった福島から、若い世代へ向けての渾身の伝言。
複数の中学校・高校が入試問題(国語長文読解)に採用。大人にこそ読んでほしい!
第1章 あの日何が起きたのか
第2章 日本は放射能汚染国家になった
第3章 壊されたコミュニティ
第4章 原子力の正体
第5章 放射能より怖いもの
第6章 エネルギー問題の嘘と真実
第7章 3・11後の日本を生きる
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『裸のフクシマ 原発30km圏内で暮らす』(講談社 単行本352ページ)
ニュースでは語られないフクシマの真実を、原発25kmの自宅からの目で収集・発信。驚愕の事実、メディアが語ろうとしない現実的提言が満載。
第1章 「いちエフ」では実際に何が起きていたのか?
第2章 国も住民も認めたくない放射能汚染の現実
第3章 「フクシマ丸裸作戦」が始まった
第4章 「奇跡の村」川内村の人間模様
第5章 裸のフクシマ
かなり長いあとがき 『マリアの父親』と鐸木三郎兵衛
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